軽薄であってはいけない。鈍感であるのはまずい。軽々しいがゆえ、繰り返し付け込まれるんだよ。かくいう僕に倫理観があるかといえば、たいして持ち合わせてはいない。でも、おそらく僕は重い。とはいえ、実は細かったりもする。図太くあろうとは思わないが、極太になれたら、重いがためのしんどさを含めて楽しめる余裕も持てるに違いない。なんてことを思ったのは10年以上も前のこと。結局、いまだに極太になれないままでいる。
足を引っ張るのはいつも決まって不愉快な奴。ほっといたらいいんだけど、目の前をチョロチョロと飛ぶ蠅みたいなもんで、
鬱陶しいんだよね。叩きつぶしたりはしないさ。ただ、どこか遠くへ行ってくれないかなと思ったりはするけどね。